アフリカを中心に今も行われている、女性器切除の風習。アフリカ各国の少女達から話を聞き、その実態と廃絶に向けた努力に迫る。
昔から伝わり行われている女性器割礼の風習。
恐ろしい文化風習。
３歳や５歳の女の子が母親たちに押さえつけられ行われる。
命を落とす子ども。
FGM （割礼）によって妊娠出来なくなってしまう女性。
妊娠出来なければ、家を追い出される。
FGMした事によって女と認められ、わずか11歳くらいの年齢で63歳の老人と結婚させられる。
それらの事情からFGM後も恐ろしい仕打ちを受ける。
言葉に出せない内容だった。
大人になってもそのトラウマから逃れられない女性達。
自分がされて、死ぬほど苦しい思いをしたはずの母親が娘に同じことをする。
不思議で仕方ない。
彼女たちはその風習から逃れるために、1人自ら夜サバンナに逃げ出す。
色んな動物がいるサバンナへ向かって。
各国の活動家が彼女達の救済をしている。
今回はスペインの活動家の人たちだった。
被害者のアフリカ人女性も活動家となっている。
そして自分の娘を守るため活動をしている。
こんな恐ろしく馬鹿馬鹿しい風習は根絶しなくてはならないと私も思う。
昔、私は学校の論文に割礼の事を題材にした。
その時も切なく、怒りでいっぱいになった。
ホセ・マヌエル・コロン・アルマリオ監督
スペイン、ドキュメンタリー映画
