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ヒトラーへの285枚の葉書のhisaukのレビュー・感想・評価

ヒトラーへの285枚の葉書(2016年製作の映画)
3.7
1940年、ナチスがフランスを下した。
ベルリンに住むオットーとアンナの元に息子の戦死を伝える手紙を受け取る。
絶望に暮れる夫婦だったが、オットーはヒトラー政権を批判するカードを密かに街に置くのだった。


実話であるハンペルト事件を基にしたハンス・ファラダの小説『ベルリンで一人死す』を映画化。

原題は「Alone in Berlin 」

息子を戦争によって殺された悲しみから、ナチス政権の悲劇に目覚めた父親が静かに抵抗をする。

285枚のうち18枚を除くカードは市民より警察に届けられている。

届けられなかった18枚はオットーの様に戦争で息子を亡くした親なのかもしれない。

とても違和感を感じたのは、カードに書かれた文字はドイツ語、ヒトラーの聞こえてくる演説もドイツ語なのにドイツ兵、市民、登場人物全てが英語。
どうにかならなかったのだろうか。


ヴァンサン・ペレーズ監督作品
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