光一

歩けない僕らはの光一のレビュー・感想・評価

歩けない僕らは(2018年製作の映画)
3.5
主な舞台は「リハビリする場所」。身体が動けなくなった人と動ける人。思考が重い人と軽い人。患者と理学療法士。立場の対立がとても鮮明な作品でした。
 
仕事を辞めたい理由、恋人と別れたい理由など、あらゆる動機が曖昧に伏せられたまま物語が進行する点については、「歩けない僕ら」の「僕ら」を、観客の人生により置き換えやすくなっているなあと思った。
 
ただ、映像や音楽の代わり映えの無さも相まって、37分間とは思えないくらい長く感じました(同じ方が監督している『ガンバレとかうるせぇ』も同じく)。
 
友人が出演していたので、映画館に行って鑑賞。
 
ストーリー点4
監督点3
役者点4
映像音楽点2
印象点4
エモーショナル点4
追加点×
総合点3.5

ストーリー点…シナリオや舞台設定など。物語に魅力を感じたか

監督点…構成や演出などのセンス。不自然さを潰してリアリティを作れているか

役者点…俳優や女優の凄み、エキストラの質。キャスティングは適役だったか

映像音楽点…撮影や編集のクオリティー。グラフィックデザインや音楽は作品の世界観に寄り添えているか

印象点…作品として記憶に残るインパクトはあったか。個人的な好みはここに

エモーショナル点…笑えたかor泣けたか。感情の振り子を揺さぶられたか

追加点…同じ点数で並んだ他作品群よりも抜きん出ていると思えた場合は0.1〜0.2点加算
光一

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