光一さんの映画レビュー・感想・評価

光一

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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

4.0

2019年本屋大賞を獲得した小説の実写化!「1人の少女の成長」を巡る壮大なバトンの物語です。

起承転結それぞれのスピード感に寄り添ったカメラワークも多くて、前田監督から編集の人までレベルの高い方々が
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左様なら今晩は(2022年製作の映画)

3.3

乃木坂46メンバー久保史緒里さん主演の幽霊ラブコメディ!

本来なら何でもない恋愛ストーリーを、幽霊という非現実的な設定1つで劇的に面白くしている作品でした。非現実的を愛しく思えるって素敵。

ただ、
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ファンタスティック・ビーストと動物の歴史(2022年製作の映画)

3.7

ハリーポッターシリーズに出てくる魔法生物たちに実在したものはいるのか?空想と現実の境界線を探るドキュメンタリー!

イギリスのオーディオ版ハリーポッターで朗読者をしているおじいさんが案内人として歩き回
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劇場版 おさるのジョージ いざ出航!キャプテン・ジョージ(2021年製作の映画)

3.7

【阿部寛風な真面目男と、ポメラニアンみたいに可愛いおさるの珍道中バカンス!】

劇場版おさるの6番目の作品!海街の経済や環境に向き合うジョージの奮闘記です。黄色い浮き輪と手をつないだり、青い風船でフェ
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鳩の撃退法(2021年製作の映画)

3.9

(※注:採点表の下にネタバレ考察を書いています)

観賞後まず思ったことは「これハリポタ並みに原作小説の情報量多そう…ストーリー並べるだけでも製作大変だったんじゃないか…」でした。

そして、調べてみ
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.0

好きな人への「愛」が切り離れてしまって、「ただの自分の存在理由(レゾンデートル)」に変遷していく!そんな王道と逆張りな恋愛映画!

ほぼ全登場人物が大なり小なり誰かに執着していて、「諦める人」「他でバ
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.5

ムロツヨシ&岸井ゆきのコンビによる凄まじい怪演によって、「人間の薄っぺらい部分」「でも愛しい部分」を見事に見せつけられるヒューマン映画!!

前情報なく見たので、挿入歌で空白ごっこの声が流れてきて、そ
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この子は邪悪(2022年製作の映画)

3.4

【何かがおかしい…何かがおかしい…で進んでいくスリラー映画!】何を言ってもネタバレになりそうなので外堀中心にレビューします。

まず、TSUTAYAクリエイターズプログラムフィルムというコンテストで準
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IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

3.6

スティーブンキング小説の実写化『IT』の続編! 1で恐怖のお化けさんと対決した子どもたちが、大人になって再集合。自分たちのホラーな青春と決着をつける完結編です。

大人ビルを名俳優ジェームズマカヴォイ
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.8

リアルさと幻想さが入り混じった恐怖感、王道的なホラー演出。そこに子供たちの青春&成長要素が詰まった「怖さ以外も目が離せない作品」って感じでした!

ただのB級ホラー映画かと思ったら、胸熱な青春ホラー。
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アラジン(2019年製作の映画)

4.2

【原作超えた? ディズニー不朽の名作が実写化!!】
「ピンチ 」と「解決」の組み立て方が本当に美しいストーリー。話が進めば進むほど「行く末を見守りたくなる気持ち」が増幅していきます。

色々な設定変更
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パウ・パトロール ザ・ムービー(2021年製作の映画)

3.3

スペインの高速バスにて西語視聴。

子犬と少年によるレスキューパトロール隊による街を救う物語!

ヒーロー成長型のストーリーだけど、お前が勝敗決するんかいって展開は日本の映画ではまずない感じで楽しかっ
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.6

日本→スペインの飛行機で視聴

【第五部作の第三弾】ホグワーツでハリーポッターたちが使っている魔法生物学テキスト。その著者であるニュート氏の若き日の物語。
 
これから始まる大決戦を前にして、誰が敵で
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銀の匙 Silver Spoon(2013年製作の映画)

3.3

農業高校ムービー!生徒一人一人の個性を短い時間で見せていく序盤のシーン割りが秀逸でした。先輩の冒頭登場が後に効いたり、工夫が沢山感じられる作品でした。

原作読んでないから何とも言えないけど、お父さん
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嘘喰い(2022年製作の映画)

3.4

大人気漫画の映画化!
基本的に校内で完結してしまう賭ケグルイ等の類似映画よりも縦横の動きがあって、「ワクワクするポイントの作り方が上手な映画」だと思いました。

主人公のバックグラウンド(生い立ちや闘
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あの頃、君を追いかけた(2018年製作の映画)

3.3

イベントごと(学校行事)に頼らない、日常の構築で青春を表現していたのがとても好感を持てる恋愛作品でした!

台湾人が書いた自伝小説が、台湾で映画化されて大ヒット、それを日本リメイクした映画。文学的な言
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アオハライド(2014年製作の映画)

3.2

今となっては錚々たるキャスティングの青春恋愛映画!

俳優の演技が酷いみたいな声も多い作品ですが、脚本/セリフ/演出とかの問題かなと思いました。少女マンガって現実ではあり得ない展開や言葉で紡がれていく
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トムとジェリー(2021年製作の映画)

3.3

『トムとジェリー』をアニメーションと実写の融合で表現したスーパーコメディ作品!

クロエモレッツを含めた人間のキャスティングも非常にアニメと合っていたし、笑いの取り方もずっと上手で楽しい作品でした。
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樹海村(2021年製作の映画)

3.0

樹海で死に切れなかった人たちは、森の中に村を作った。さあ、そこから生まれる恐怖の連鎖とは。というホラー映画!

犬鳴村の次の作品ということで、少しリンクした部分があって面白かったです。

人が死ぬのは
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犬鳴村(2020年製作の映画)

2.8

ある村に関係する恐怖のホラームービー!トンネルはThe・日本の心霊スポットという印象があるので、王道感を感じられて良かったです。

幽霊がチープかと思ったら、コミュ力高い幽霊出てきたり、統一感はなかっ
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スポンジ・ボブ スポンジ・オン・ザ・ラン(2020年製作の映画)

3.8

実写も混じる痛快スポンジムービー!
まさかのキャスティングの数々で爆笑しました。某ゲームの出演といい、彼はちゃんと仕事選んでるのか(笑)?キャスト欄を全くチェックせずに視聴することをお勧めします。
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死霊館 悪魔のせいなら、無罪。(2021年製作の映画)

4.1

悪魔と闘うウォーレン夫妻の実話ホラー!死霊館シリーズはスピンオフも含めるとこれが8作品目ですかね?

ネタバレになるから詳しくは言えないけど、死霊館シリーズで一番良かった…!!

散らかり過ぎず、収ま
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.7

「映像視点の移り方」が常に自然で、そういう1つ1つからトップクオリティ映画なのが伝わってくる作品でした!

アメリカンコミックの悪役たちが減刑や人質のために正義として闘うダークヒーロー映画。久々の正式
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

今年のアカデミー賞3部門受賞した心温まる話題作!展開はベタだけど、俳優たちの表現豊かな演技が光り続ける112分でした。ここ泣く所!ここ笑う所!を露骨に押す演出が多い昨今において、この素朴さと感動の純度>>続きを読む

キャラクター(2021年製作の映画)

3.9

菅田将暉が不安な時はカメラが微妙にブレたり、Fukase逝っちゃってるモードの時は俯瞰で撮ったり、【演者の心境が構図に投影されている具合い】が最高の映画でした!

『帝一の國』を作った人が監督なんです
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地獄の花園(2021年製作の映画)

3.6

メタ的説明が入り続けることで「分かりやすい」が常に先立つ(観ている人が誰も迷子にならない)OL戦闘コメディー!

本来なら混ざり合うわけがないOLワールドと喧嘩ワールドを行ったり来たり。バカリズムさん
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劇場版 おいしい給食 Final Battle(2020年製作の映画)

4.0

【こんなテーマでここまで面白い作品が作れるのは驚き!そんな作品!】

ドラマ版もそうなんですけど、笑えるところ、安心できるところの「挿し方とその間隔」が秀逸。起承転結も綺麗だし、細かい目の付け所も感心
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新解釈・三國志(2020年製作の映画)

3.3

「三国志って実はこんな感じだったかもしれない」という解説から始まるコメディー作品!「桃園の誓い」から「赤壁の戦い」まで、三国志のオーソドックスな部分が面白おかしく描かれています。

三国志大好きな人か
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今日から俺は!! 劇場版(2020年製作の映画)

3.5

「大きな敵、共通目的を持つ敵、自分たちの三者が三つ巴していく」という外れが少ない構成!

ベタな青春展開とくだらないギャグで、最初から最後までニヤニヤできる作品でした。しんどい間も多いけど、ドラマより
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3年目のデビュー(2020年製作の映画)

3.8

日向坂46ドキュメンタリー。3年間、昇格制度もなく苦しい扱いを受けた彼女たちの、強い意志と、誠実な姿勢が詰まった作品。

本当は気持ちが腐っても良いのに(実際腐ってスキャンダルでクビになった人も1名)
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.7

「田舎の温かさに油断したくなる気持ち」と「明らかに油断しちゃいけない不穏な空気」のギャップに、心の中をかき混ぜられる新感覚スリラー!

「フェスティバルスリラー」という独自の路線を敷いているこの作品は
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事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

3.0

事故物件に住みます芸人の体験ホラー映画!僕たちが出会っても不思議ではないその身近さが、現実離れしたホラーよりも恐怖を引き立てるテーマだと思いました。

構成も分かりやすいし、亀梨和也さんの演技も自然で
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土竜の唄 香港狂騒曲(2016年製作の映画)

3.7

警察でもマトリでもない潜入捜査官が、関東最大ヤクザに潜り込んで破滅を目指すマンガの実写化 第二弾!
 
第一弾よりも脚本の骨組がしっかりしていて、主人公の怒りや困惑に自分たちも乗っかりやすい作品でした
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映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット(2021年製作の映画)

3.3

賭ケグルイ映画第二弾!ジャニーズWEST藤井流星の演技が光りまくり過ぎて、それで最後まで観ていられたストーリーでした。声の出し方を命かけてコントロールしている感じが凄かった。

ボスがギャンブル自体弱
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るろうに剣心 最終章 The Beginning(2021年製作の映画)

4.0

アップと引きの絵が交互に映し出されるダイナミックな映像配置が多くて、静かな物語進行だけどそれを感じさせない気概を感じました。

大人気アニメ『るろうに剣心』の「追憶編」と言われる重要パート。第5弾にな
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るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

3.2

明治維新の裏で暗躍した剣客の信念と遺恨を描いた超大作アニメの実写化 第4弾!
 
るろうに剣心の物語をこうして形にしてくれたこと、このシリーズを支えてくれたスタッフや役者の皆さまに感謝です。
 
1作
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