gp

I am Sam アイ・アム・サムのgpのレビュー・感想・評価

I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)
4.0

キャラメル・マキアート2つ いいチョイスです
That’s a wonderfull choice.


娘ルーシーが名ゼリフ連発。
「私はラッキーよ ほかのパパは遊ばないわ」


一回サムが挫折した後、「この前来なかった 電話もくれないで 私のことを忘れるなんて!」と言って怒るルーシー。
サムのルーシーを愛する気持ちももちろんすごいけど、ルーシーのサムを愛する気持ちはすごいと再確認させられる名シーン。
「私のことを忘れるなんて!」って感情的だけどいいセリフだな。こんなこと言ってくれる人、今いないなあ…


最初はやる気なかった弁護士リタがサムを助けて、
結果、リタ自身も子供との向き合い方も考えるようになって、
最終的にサムを全力でサポートし始めるっていう展開。
よくある展開かもしれないけど、本当にこういう展開っていいよな。
そして、最後には弱気になったサムをもう一度変えようとサポートする。今度は弁護士として、とより自分を変えてくれた1人の人間として。


「食べ方が遅くなったね いいことだ
 よく噛むと体にいい パンケーキはね」
サムのセリフもいちいちいい。


いいシーンが多いんだよ。
サムとルーシーの施設での会話。
「聞いた? 記録して!」と壁の向こうで聞いている施設の職員たちに呼びかけるルーシー。
ルーシーの賢さが見え隠れする、映画宣伝CMでも毎回使われているシーン。


リタ「私は怒鳴る “悪い母親だわ” “不満でしょうよ でも車に乗って!"」
リタがどんなに感情爆発させても、サムはやっぱ優しい。
どんな時でも話をちゃんと聞く。
リタにとって、話を聞いてくれる人が今までいなかったんでしょうね。


いい人が多い映画。
ルーシーの里親ランディさんもすごくいい人。それが救いだな。
だからその分、ルーシーに懐かれないランディさんもかわいそう。


ルーシーがランディさんの家を抜け出し、サムに深夜に会いに来ちゃう。
かわいいしすごくけなげなシーン。
近くに住んでいるからこその弊害ではあるんだけど。。

10
結局ランディさんもサムに影響されてる。
ランディさん本当にいい人、だからこそ本当にかわいそう。
「ルーシーの絵の赤い色は君のことだ きっと君のことだよ」と相変わらずいいことばっか言うサム。

11
リタが「私の方があなたに救われてると」とサムに直接感謝を告げる。
サムが犬の面倒見てるのって適職な気もする。
リタの息子も犬とじゃれあってる。
「僕の弁護士さんは負けず嫌いだ」と負けじと素敵な返事をするサム。

12
サムの友達もみんないいなー。
風船持ってサムとサムの友達やルーシーが横断歩道を渡るシーンは本当に印象的で画がいいね。

13
法廷のシーンもうちょっと見たかったかもな。
あと、最後のサッカーのシーン、ぜひ隣人アニーにも見ててほしかった。
ルーシーの母親的存在のアニー、ほんといい役。

14
ラストの、サッカーの審判がサムってのもなんかすごくいい。
最後試合ゴールを決めたルーシーを抱きかかえて走るサム。
それを追いかける子供たち。
「これ、ロッキーの撮影じゃないのよー」状態(伝わるごく一部の人向け)

15
スーツに着替えた瞬間めっちゃかっこよくなるサム
さすが名優ショーン・ペン。ハリウッドスター。
私生活はおいといて。。
gp

gp