知的障害を持つ父親と幼い娘との
愛情を描いた本作
サム演じるショーン・ペンの演技は本当に素晴らしく違和感も一切なく自然にみれたのは凄い!
ストーリー的には消して明るい話ではないが、ダコタ・ファニング演じる
ルーシーの演技には癒される。
アメリカが子供に対して
全力で守らなければならない存在として
法的にもしっかりしてるのを本作でも
改めて感じるものがあった
愛情だけでは、子供は育てられない現実。
そして、障害があっても頑張り続ける
主人公サム。
子供に対する周りの愛情やサポート、子供を支援し、養子縁組まできちんとしたプログラムのある法律
そこまではかなりのリアリティさを感じさせるものがあった
あえてマイナスをあげるとするなら
障害面については、やや綺麗にまだ描きすぎてる感を少し感じたので
物語的にはみるひとによってそう感じるものもあるかもという印象
だが、全体のバランスや脚本は素晴らしい出来では?
消して感動した!とか
泣けるとかそういう話ではないタイプの
考えさせられる家族の形や愛情を
感じさせる映画。
今まで周りからみたらバリバリのキャリアウーマンで弱音もはかない負けず嫌い
第1線で働いてるミッシェルファイファー
演じるリタがサムに涙ながらに吐露した
シーン……
本作で唯一泣けた
子をもつ親として、共感せずにはいられなかった
今作でもいろいろな形の親がいるのをストーリーの中で感じられる
親もまた子供と一緒に成長する存在なんだという事も本作では感じられるのでは?