冒頭、原作者のレイモンド・ブリッグズ本人が、自分で紅茶を淹れて《スノーマン》のマグカップに注いで飲むシーン、ほのぼのします💗
優しい色使い、原色は一切無く、中間色が重なり合って柔らかな風合いが好き💕
絵本作家のレイモンド・ブリッグズが自身の両親をモデルにして、なんと9年の歳月をかけて手描きで制作したアニメ映画。
ごく普通の家庭で育ったレイモンド。ご両親は牛乳配達人のアーネストとメイドだったエセル。1928年に出逢って恋に落ちて結婚し、ウィンブルドンに小さな家を構えた。最愛の1人息子レイモンドの誕生と成長は夫婦の何よりの生き甲斐だった。
その頃は第2次世界大戦の苦難の中にあったが、いつも寄り添い助け合って笑うことを忘れないで生きていた。
レイモンドは学業優秀だったが、絵を描くことが好きで美術学校へと進学する。エセルは自慢の息子に高給取りになって欲しかったので気落ちしたけど、息子の好きにさせてあげるしかなかった。
そんな2人にも静かに老いが忍び寄ってくる。同じ年に亡くなるとは余程仲が良かったとしか思えない💜
エンディング曲はポール・マッカートニー🎶
ほのぼの系とは少し違う。かなり大人向けの当時の政治や思想、文化的発達、一般家庭の喜怒哀楽が丁寧に描かれていて、ヒトラーによるヨーロッパの力関係等もしっかり描かれていて史実漫画のようでもあった。
何よりレイモンドのパパが素敵💓
働き者で優しくて、女心をしっかりくすぐり、家族想いで素直な人だった。
レイモンドさんはパパ似なんだろうな✨
私のスノーマンのマグカップはどうしただろう?
昨年の実家処分の時になくなってしまったんだな〜🤔
仕方ない違うマグカップで紅茶を飲もう🧡🤎💛