第2次世界大戦中に普通市民二人の人生、築いてきた家族の絆を温かく描いてくれた感動的な物語。
残酷の戦争中、二人の生活が圧迫されたが、お互いに支えなから乗り越えた。地味な仕事（牛乳配達）をしなから、小さな日常の喜びで幸せを味わった。子供の出産、育つのエピソードも、一つ一つ重ねって丁寧に描かれた。
小さな起伏があり、言えばその時代に良くある普通な人生を淡々と描き続いてきた記録だけと、宝物のようなものだ。
２０世紀に亘ってイギリスの町並みから、家庭内のインテリア、ファックションまで変遷の歴史を繊細に記録されたのでとても貴重な価値を感じた。
いつか原作の絵本を読んでみたい。
