このレビューはネタバレを含みます
早々に、第三者と知り合った意味が良く分かる作り。
多くを語らないので、何が有ったのか分からないんだけど、何かが有った。それは確かで、兎に角不気味。
途中、いきなり一転したようにホラー色が出て来て、それをちょっと不思議に思いながら、観ていると、何となく何が起きたのか、薄々分かってくる。
そして気が付きたくなかった事を知ってしまう。
どんな酷い事が起きていて、どんな思いで流れて来たか‥それを思うとね。とても辛いよね。そりゃあ精神が崩壊しそうになる。自己防衛策もとるだろう。
兄弟皆が凄く良いんだけど、George MacKayは、はじまりへの旅でも長男役を演じていた。長男役が良く似合う。
アリーの透明感も凄い。
これがホラーかどうかは分からないけど、あんな美しいラストシーンは無いよね。