Takasugi,Kei

ゴッズ・オウン・カントリーのTakasugi,Keiのレビュー・感想・評価

4.0
・かさぶたを口ではがすシーン、同じ癖があるからぐっと引き込まれた。
・「共感や理解」と、言葉に出すことは全く違うことだというのを突きつけられる。
・元クラスメートがいう「昔と変わった」という言葉から、ジョンは今の生活のために心が壊れてしまったことがわかる。将来の展望や希望がない暮らしは人間の精神を蝕み壊してしまうことを突きつけられる。
・高みにある、ということは自分のいる場所を、そして世界を見通すことができるということ。
・迷ったけれど、観られてよかった。
・社会問題のヒリヒリするような感覚からドラマの力で観るものの心を掴む手腕はケン・ローチ監督にも通じると思う。
・「他者」の話ではなく「私」のこととして見ざるをえない、距離感を持つことを許さない生々しい世界観。
Takasugi,Kei

Takasugi,Kei