閉塞感が強い田舎で、病気の父親と祖母と、家の牧場をひとりで切り盛りするという孤独な生活を送り、相当荒んでしまっているのに、それについて考えることすらできないほど疲れている主人公に、最初はどうなることかと見ていたけれど、希望の感じられるラストで良かった…
評判通り、清冽なヨークシャーの風景がとても美しく、ヨークシャー訛りなのかな、特にお父さんがしゃべってるのが英語じゃないみたいで不思議で面白かったのと、移民へのあからさまな差別とか、ルーマニア人である主人公のボーイフレンドがカップラーメンにいつも入れてる謎の粉はなんなのかとか、いろいろ興味深かったです。
日本で今後上映の予定はなく、DVDも出る予定がないそうなので、近くでやってたら是非見ておいた方がいいと思います。（地元の映画館に行ったら、私と友達のふたりで貸切でしたが…）
