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グッバイガールのktyのレビュー・感想・評価

グッバイガール(1977年製作の映画)
3.3
70年代後半ニューヨークの引退した女性ダンサーと10代の娘の暮らすアパートで、パッとしない役者の男性が共同生活をするドタバタコメディー。

久しぶりに健全な映画を観ました。😊
主演の男性は、本作でアカデミー主演男優賞を受賞。三枚目に徹した演技が受けたのか?

当時のニューヨークは、大らかです。
80年代後半のバブルで、日本資本が不動産を買いまくった時、訪れたときは心なしか視線が冷たかった。また911以降のピリピリした雰囲気とも無縁。

一流から三流までたくさん役者がいる街だなあと実感しました。

特に素敵な役者が出た訳でもなく、むしろ子役の女の子の台詞のタイミングが、自然な物語の流れに乗ってて良かったです。

音楽はデイブ、グルーシン。『トッツィー』みたいな明るいテーマ曲を期待したけど、控えめな劇伴でした。
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