生きてるだけで、愛。のpippiのネタバレレビュー・内容・結末

海の波が押し寄せては引いてを永遠に繰り返すみたいに。寧子も生きている限り自分の気持ちの波に揺さぶられながら過ごさないといけないのだろうなと思うと。何だかとても胸が苦しくなって手を差し伸べたくなった。次こそは今度こそはに挑んでは打ちのめされて。逃げるように走って走ってまた元の位置に戻れても記憶としては脳に印字されて。寧子が津奈木に投げかける「私は私と別れられない」という言葉。深いなと思った。