マイケル・ムーアの『華氏119』で取り上げられたせいか、ブログに書いたこの映画の感想に検索で来る人が多い。この映画はクィーン・ラティファ主演のTV映画で、2014年ごろ話題になった、ミシガン州フリントのウォーター・クライシスを描いたドラマである。概要は、フリント市の行政が、水道システムにかけるお金をケチったために、水道水に高濃度の鉛毒が入って市民の健康を害したのに、市は見て見ぬ振りをしたという話。自分の住む市町村の行政はちゃんとしているだろうと妄信してはいけないと思った。理由もわからず自分や自分の子供たちが体調不良に陥って行く様は、誰もが共有できる恐怖。とても他人事とは思えなかった。

エリンブロコブッチの闘いを対企業から対市議会にしたバージョン
団結した主婦強し