郊外の邸宅に逃げ込んだ凶悪犯の逃亡を描いた作品。
ミッキー・ロークが主演、アンソニー・ホプキンス、ミミ・ロジャース、ショウニー・スミス、ダニー・ジェラード、ケリー・リンチ、イライアス・コティーズ、リンゼイ・クルーズらが共演。
凶悪犯のボズワース（ミッキー・ローク）は公判中に女性弁護士（ケリー・リンチ）の手助けにより逃亡に成功し、郊外の邸宅に逃げ込む。そこに住んでいた女性（ミミ・ロジャース）を人質に取り立てこもる。やがて彼女の息子（ダニー・ジェラード）や娘（ショウニー・スミス）が帰ってきて、別居中の夫（アンソニー・ホプキンス）もやってくる…
「必死の逃亡者」（ハンフリー・ボガート主演、1955年）のリメイク作品。
作品前半はスタイリッシュな逃亡劇が描かれているが、中盤から悪役のミッキー・ロークと別居中の夫役のアンソニー・ホプキンスの駆け引きが繰り広げられる。
さらには奥さんや女性捜査官（リンゼイ・クルーズ）、女性弁護士、犯人の仲間や弟（イライアス・コティーズ）たちの思惑が交差し、複雑な人間関係が興味深い。
結末は読めるものの、犯人が立て籠もった邸宅に様々な人々が訪れてストーリーを盛り上げる。
果たして犯人たちの結末は如何に？
2024.5 テレ東で鑑賞（午後ロード・吹替：たかしませちこ 訳）
