このレビューはネタバレを含みます
今年はアニメ映画当たり年だと思ってて、青ブタ、天気の子、HELLO WORLD、いずれもとても面白かったけど、冴えカノはSF要素もなく、スケールの大きい光景があるわけでも、驚天動地の展開があるわけでもない(ここは作中に少しメタ的発言もあった)んだけど、ただ良い話で、恋と夢の話だった。ハーレム物要素もある中の一番良い落とし所だった気がする。完結に異論なしだが、別ルートスピンオフは需要ありそうだな…
とネタバレしない感想を書いてたけどそれじゃこの作品に対してはよろしくないな。
やっぱねえ、恵がここまで来たかっていう話ですよね。そこは『僕らはみんな河合荘』に近いものありますよね。当然主人公目線で恵かわいいな!はあるんですけど、第三者目線で感慨深いものありますよね。
恵を選んだ理由も『恋愛ってそういうのもあるよねえ』っておっさんだから思うし。
あと、あのめんどくささを劇中外で弄り倒すのも変に美化してなくていいと思う。
スタッフロール後はより楽しませてもらった。ありがとう。