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ゴールデンスランバーのドクバリのレビュー・感想・評価

ゴールデンスランバー(2017年製作の映画)
3.0
とにかくゴールデンスランバーがヘビロテで流れてたなー。

"暗殺の濡れ衣を着せられて逃げる"って大筋の流れは原作と一緒だったけれど、映画全体としてはだいぶ違ってましたね。

てゆーか自分は伊坂幸太郎作品はだいたい読んでるし、1番好きな小説は?って聞かれれば、ゴールデンスランバーって答えるくらい好きなハズなのに、原作の内容をほとんど覚えていなかったことがなによりの衝撃でした。一刻も早く読み返したい所存です。

主人公のゴヌは学生時代の旧友の助けを借りて敵組織から逃げるわけですが、本作の上映時間が108分と割と短めなこともあって、ひとつひとつのシーンがテンポ良く進んでいくのと同時に、肝心の主人公の恋人や家族、友人との思い出といったエピソードも、それぞれのキャストがチョイ役に感じるくらいにスピーディに展開するため、ほんとは「友達と一緒に主人公を助けたい」くらいのとこまで物語に入り込みたかったのですが、一観客どまりとなってしまった感じでした。

関係ないけどジャケのカン・ドンウォン、堺雅人に似てますよね。
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