足が痛い
アンドレイとイワンは母と3人で暮らしていた。ある夏、家出してから12年経つ父が突然帰ってきた。いきなりの事に戸惑う2人だが、翌日旅行に行くぞと父から誘われ……
アンドレイズビャギンツェフ監督のデビュー作。
終始景色に色が付かないような印象の作品でした。
弟は父を嫌い、一方の兄はそれに媚びている。
怒りの限界が訪れた弟は父の排除を願う。
では怒りの原因である父がいなくなったケースを想定してみよう。
今のは一例ですが、そういった人間関係のあれこれを実験し続けるかのように見えました。
景色の美しさも印象に残ってます。
母が美人で無表情。
ワンシーンワンシーンにとても細かい意味が見て取れる作品でした