父、帰るの作品情報・感想・評価

「父、帰る」に投稿された感想・評価

意味深。冒頭の父親が寝てるシーンの構図はマンテーニャの描いた『死せるイエス』だったり、キリスト教のモチーフが多い。ただの父子の関係とみるのではなく、神と人ととの関係と捉えると、映画の描きたいことが見えてくる。キリスト教的に解釈すればとても深い映画。
yahhotaka

yahhotakaの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

先の見えない展開、静かに、美しく、しかも重苦しく、冬でも無いのにどこか冷たい空気感漂う映画でした。

無くなった父を乗せたボートが沈むときの、アンドレイ、イワンの「パパ!」と叫ぶ時に初めて二人は自分たちの父として認めたのかな?

なぜ、父が12年も家を空けていたのか?
なぜ、急に二人の息子と旅へ出ると言い出したのか?
無人島で懸命に土中から掘り出した小さな箱は?
この、寡黙さは?
謎だらけの父は最後まで謎のまま。
観る者に委ねる映画。

とうとう父に対して怒りをあらわにしたイワンを展望台まで追いかけるシーンで、コレまでと違ってなぜ父は必死で追いかけたのか?
落ちる寸前に言いかけた言葉「イワン、お前は、」の後、何を言いたかったのか?
観る人の解釈に委ねる映画なのですね。
なんとも重い映画でした。
重苦しいけど全編を通して引き込まれる作品。兄弟は可愛い。特に不機嫌な弟。ロシア映画を観てよかった。
題名だけ見て、
え、菊池寛の父帰るなの??
かと思ったら設定が似ているけど
内容は違った。


お父さんが全然見えてこなかった。
なんで10年も家を空けていたのか、説明が欲しかったかなと思う。

でも物寂しい風景は、
この映画のイメージに合ってる。
skgc

skgcの感想・評価

3.5
ぜんっぜん分からん不穏な展開な上に、最終的な衝撃にやんわりやられる。
独特の空気感があるね。
そんなわけないやろと思いながらも、いややっぱそうなのかな?と悩まされ、ラストでは子どもたちの心境を想像して辛くなる。
どっちも不器用だったし、行き違っちゃったね。一番不憫なのは誰だったのかなー
吉備

吉備の感想・評価

3.1

このレビューはネタバレを含みます

ラストは父息子で幸せなハグをして終了...じゃないんかい(驚)
ロードムービー感あったのでまさかあんな驚愕のオチが用意されているとは思わなかった。親離れという成長過程のメタファー的シーンだったのだろうか。男にしかわからない世界ってやつか?
SAYACANDY

SAYACANDYの感想・評価

4.0
父親が10年以上ぶりに帰ってくる。
説明が一切ない。
暗い雰囲気がすき。
ラストが え? ってかんじ。
後味悪い、重い映画に目覚めたのはこの映画がきっかけ。
nao42

nao42の感想・評価

2.4

ロシアの美しい自然が、映画の暗くて重い雰囲気にすごく合っていました。

でも、父親の目的や意図が自分には読み取ることができませんでした。
hiro

hiroの感想・評価

3.5
ただ横に座って釣りをしてあげたらよかったのに…



なんて言うのは簡単か。
Keken

Kekenの感想・評価

3.7
初めて観たロシア映画だと思う。ロシアじゃなきゃ撮れない映画。
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