この映画の父親について考えるが、彼をどういった言葉で表現するのかはとても難しい。
ジョゼ・モウリーニョのような顔立ち。
そして、私にとってはどちらも同じ感覚だ。
それは時に傲慢であり、人格者でもある。
しかし、私たちがいつも注目するのは彼の傲慢さなのかもしれない。
この映画の子供達もそうだったのかもしれない、けど、人格的な部分が少なすぎるし、わかりにくかったりもする。特に子供にとっては
だから混乱する。
映画では息子たちも同じような感覚を持っていると思う。
特に弟イワン
イワンの言動は知的であり、その行動や言動は、家族とそして自分が持ってる思い出を守っているようだ。
彼は決して父親を信じていない。
しかし、父親とういうものはいつも大きな力と主導権を持っている。
だから、彼らには選択肢がない。
しかし、彼の言葉は子供が並べるエネルギーではない、それは父への強い雨のようなものだ。
それを聞いている父親の顔は、この映画の中で一番父親の顔をしているような気がする。なぜだろう。
