このレビューはネタバレを含みます
初めて見たズビャギンツェフ作品は衝撃的で、インパクトがありました。
私の中ではこれこそ ザ・ロシア映画!
監督違うけど、ノスタルジアよりは理解できたきがする。。
一人の男として父親に教わることは、皮肉にも大きかったということでしょうか。
【再鑑賞】
ロシアの風景美、冷たい雰囲気、謎めいた感じが凝縮されていますね。
父親が掘り当てた箱には、何が隠されていたんだろうか…未だに謎は残ります。
お兄ちゃんは色々感じるところはあるものの、大人として父親と付き合い、逆に弟くんは包み隠さずに自分の感情を投げつけ、父親と対峙していましたね。弟は、父に似て頑固で不器用だったというところでしょうか。
あれだけ拒否していたのに、最後は自らパパと呼ぶ姿は、弟くんの本心の叫びなのでしょうね。
父親も大半は厳しい表情でしたが、イワンを追いかけるシーンの、何とも言えない悲しい表情が印象的。
切ない!