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『INTO THE STORM
チャーチル第二次対戦の嵐』
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チャーチル縛りの3作目
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直前に観ていた2作と比べると
かなり見劣りするのは
否めない
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ナチス・ドイツ降伏直後に
行われた選挙で
大敗を期したチャーチル
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本作では
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選挙結果が出る直前
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家族と過ごした
フランス旅行での日々と
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首相任命から
終戦までの日々を
カットバックしている
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ウィンストン・チャーチル
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苦悩の人である
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とにかく、いつも思い悩んで
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時にはヒステリックに
猜疑心を隠すコトなく
デリカシーの欠片もない
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そんな
チャーチルの傍で
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時には厳しい言葉で
励まし、慰め、鼓舞する妻
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この妻なくして
チャーチルの人生は
あり得なかっただろう
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実際に
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『私の業績の中で
最も輝かしいことは
妻を説得して
私との結婚に
同意させたことである』
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と、残している
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英国を愛し
国民を信じて
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強いリーダーシップの元
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第二次対戦を勝利した
チャーチルに
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議会と国民が下した結論は
余りにも冷酷だった
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が、しかし
いつの時代でも
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強いリーダーが望まれる訳ではない
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戦時は戦時の
平時は平時の
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その時代、時世に求められる
リーダーは
違くて当然であると
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歴史が証明している
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映画の最後に流れた
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『戦争において決意
敗北において不屈
勝利において寛大
平和において親善』
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苦悩の果てに
導きだした
チャーチルらしい
名言である
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前2作と比べると
非常に地味だったけど
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案外、ジワる
良き作品
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