このレビューはネタバレを含みます
面白すぎて２回観た。
「ぼきわんが、くる」を既に読んでいて、それも民俗学好きな私にお客さんがすすめてくれたものだった。
中島哲也で映画化していたことをうっかり知らなかった…なんてこと…
なぜ映画館で観なかったんだ…という後悔もあるけど、とにかくオープニングから引き込まれた。
最後のSFっぽい終わり方はちょっと？？？ってかんじだけど、そこまでは原作を覆すような仕上がり。所々、原作と違うところもあって、(ぼぎわんを呼んだのは誰なのか、妻の不貞、野崎のトラウマ、などなど)でも、中島哲也の手にかかると、あの原作がこんなに彩りと溢れ出る効果音を持って生まれ変わるんだなーと。
儀式のシーンや、オープニングの河原で祈る祈祷のようなシーン、薄気味悪くてゾクゾクした。
そして俳優さんの配役も最高。妻夫木くん、イラつく男の役うますぎでしょ。この人なにげにカメレオン俳優だよね。髪型変わってないからあまりわからないけど、結構役によって顔つき変わる。
