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あの日のオルガンのameのレビュー・感想・評価

あの日のオルガン(2019年製作の映画)
5.0
⑪_6

実話。「保育所疎開」というものがあったこと、そして疎開をするにあたっての葛藤や苦労の一部を今回この作品を通して知ることができた。(エンディングまで要チェック)

涙が止まらなかった。子どもたちの無邪気な表情、楽しそうに遊ぶ姿、親に甘える可愛い姿、保母さんたちの笑顔…そこにある幸せ。その幸せな瞬間を戦争は一瞬にして奪い去る。「どうかこの時を奪わないで」そう願っても戦争は無慈悲に人々からその時を奪った。戦争は沢山の大切なものを奪う。二度と起こしてはならない。


楓さんの最後の涙。楓さんがしっかりと泣いてくれて安心した。我慢していたものが堰を切ったように溢れ出す。泣きたい時は我慢せず泣くことも大事。蹲って泣く楓さんの肩をそっと抱いてあげたかった。
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