なな

半世界のななのネタバレレビュー・内容・結末

半世界(2018年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます



そんな簡単に人って死ぬんだ。

なんの前触れもなく。

友達がいがあって
不器用な父親で
でも妻には理解され愛されてる。
炭を焼く仕事には信念があって
周りの人の事謎に責任感あるのに
息子の事には鈍感で。
そんな普通の人の役を吾郎ちゃんやるんだ。
へー。
なんか本当に普通の人に見えてきた。
でもやっぱり端正な顔は隠せないなあ。
田舎に旅行に行って
見学した炭焼場にこんな人いたらちょっとびっくり。

なんてのんびり見てたら。

えっ?死んじゃった。

こんな急に?

幼馴染の3人の関係や
地元に残るという生き方。
悪く無いなあとしみじみする映画かと
おもったら。

そうか。

世界も世間も色々あるな。
どこにいても大変だな。

あきらが最後
お父さんとそっくり。
話し方とぼけかた。

人は死んで人の中に宿るなら
そんなにさびしい事じゃないな。

淡々とした中に
いろんな意味が見つけられる映画でした。

良かったです。
なな

なな