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芳華-Youth-のgmのレビュー・感想・評価

芳華-Youth-(2017年製作の映画)
5.0
中国映画祭「電影2018」オープニング作品。

めっっっちゃ良かった(泣)

1970~80年代の軍隊芸術団を舞台に描いた青春群像劇。

青春時代というのは、時代背景なんて関係ないんだよね。

以前、メイキング映像を観た時に、現場で監督が泣いおられるシーンがあって。
中国語はさっぱりなので何が起きていたのか全然わからなかったけれど、今日映画を観ると、彼らの若さ、無邪気さ、瑞々しさ、苦悩、残酷さなどがとてもよく伝わってきて、ああ、これは監督の青春時代を描いたものだったのかなと思ったんだけど、元は小説なんですね。小説が素晴らしいのか、監督の演出が素晴らしいのか。

ホアン・シュアンという俳優の力をひしひしと感じたけれど、この映画は、彼だけじゃなく、女優さん達がまた素晴らしかった。

でもやっぱりホアン・シュアンが本当に素晴らしくて(笑) 参りました。

初めて観たのが、「ブラインドマッサージ」で、内容が強烈だったので、2度は良いかなと思っている一方で、あのホアンシュアンは、ずっとずっと心に残っていて、もう一度観たいと常に思ってる。手が出ないだけで。

11日からは、「ミッション:アンダーカバー」(潜入捜査)が未体験ゾーンでかかるし、「空海」ならその辺のシネコンでばんばんかかっていて、まさにホアン・シュアン祭り!
「芳華」ももう一度くらい上映があったら良かったのにな。

祭りが終わったらドラマも観ちゃおうかなぁ・・・だって寂しい。(まだ終わってません)


彼は演技をすると驚くほど光りますね。
すごく可愛く見えるのに、既に面倒くさい20代(←私基準です!)は終えてもう33歳。つまり、これからはどんどんオトナな役が増えるであろうという事で楽しみしかないよ。

大ヒット映画に出るホアンシュアンは、本国での知名度はどれくらいで、彼のファンはどれくらいいるのでしょうか。あの中国ですから、それはもう途方もない数なんでしょうね。
どんどん人気が出て、どんどん映画撮って欲しいよね!


・・・・・

それにしても。
映画の話しに戻りますが、劉峰(リュー・フォン/ホアン・シュアン)のアレは、驚きすぎた。ええっ!?と、口に出ちゃったよ。
そ、そ、そっち!?

あと、ホアン・シュアンが踊るシーンがほぼ無かったのが残念すぎました。つい何日か前に、彼が北京舞踏学院のミュージカル科出身でめっちゃ踊れるという事を知り、そして、実際CMで踊る姿を見て痺れていたので、なおさらよー



(2019.4.19  再鑑賞)
スコア4.7→5.0 に修正
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