1970年代後半、中国の変転の中での青春群像劇。
歌や踊りで前線の兵士らを慰労する歌劇団の文工団が舞台なんだけど…
主演の男女二人がとにかく“純粋”で…
その純粋さ故に、本流から振り落とされる…この構図はどこの世界(学校、組織、職場とか)にもあるし、
文工団の人々にも腹がたって、感情がざわざわした。
やるせないよ、ほんと。
こんな純粋な人々が振り落とされる世の中がほんっと嫌い。
だけど、周りがどんどん変化して、姿の美しさが変容してきたとき…
(年齢を重ねるともろに出るからね)
周りがいくら変わっても、彼等の真っ直ぐな瞳と心は変わらない。
心の美しさに勝るものはなし。
豪華な大河ロマンドラマて感じで、少し演出が昭和(中国映画に昭和もどうかと思うけど)かなぁ。。。昭和な私は、面白かったけど。
