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ザ・リチュアル いけにえの儀式のqqfowlのレビュー・感想・評価

3.0
とある事情でスウェーデンでトレッキングすることになった旧友4人組が、入ってはいけない森に入ってしまい…

肝心のクリーチャーが暗くて見えにくかったのと、主人公のトラウマに絡めたストーリーがちょっとピンとこないっていうか


~ネタバレ~


スウェーデンの森の奥に大鹿ベースのクリーチャーがいて、それを崇拝するカルトだか何だか謎の集団がいて、迷い込んだ旅人を生け贄にするのは、まあ分かる。が、その大鹿が心に傷を抱えた人間にマーキングして崇拝集団に加えようとするところは個人的に分かりにくかったし、一番引っ掛かったのは、心に傷を持ってるのが、主人公だけってことはないんじゃない? 4人ともいい大人なんだから、みんな傷の1つや2つあるでしょうよ。なんて思ってしまった。あら探しみたいでごめんなさいだけど。

トレッキングの雰囲気や景色はすがすがしくて良かったです。あと小屋にあった変なわら人形みたいなやつは結構不気味でよかった。

クリーチャーはModerという名前でメスらしい。映画の中ではヨトゥン(霜の巨人)と紹介されてたけど、ぱっと見、巨人というよりシカだった。

ちなみにヘラジカって人を襲うのか気になってググってみたら、臆病な動物で、手を振っただけでも突進してくることがあるらしい。なるほど。それであの土下座ポーズだったのかな。
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