｢どうやって作ったんですかこれ｣
｢赤ちゃんのお肉使ってます｣
｢あー、せやからこんなに柔らかいんですねぇ｣
｢スジ肉みたいにホロホロしてて美味しいです｣
｢赤ちゃん…｣
｢3ヶ月です♡｣
倫理観終わりまくってて超笑った。やっぱ、インディーズってこれくらい無茶苦茶でいいんだなぁって。甘えたらダメだよな、学生映画はこれくらいド畜生な作品を撮らないと。
阪元裕吾式カニバリズム。食人料理対決になるなんて誰が予想できるねん！笑
冒頭の盗み食いするところから一気に惹き込まれた。もうね、やりたいことを欲望に忠実にブラックユーモアを混じえてやってるから凄い。舌でタバコを消すとことか人を燃やすとことか自転車盗むとことか人の解体作業のとことかあげたお肉を返せってブチギレるとことか、オモロすぎるシーンが多いし一周まわって気持ちよかった。赤ちゃんのくだりは最高に終わってたな笑
ジンバル持ってるカメラマンが普通に反射して映ってたり、死んだはずの人が少し起き上がってたり、役者の使い回しをしてたり、インディーズならではの粗が結構あっておもろかった。雑なんだけど、やっぱり画の力が凄まじいから大して気にならない。
終盤も、良い感じに綺麗なセリフで終わらせんな！と思ってたら案の定終わるはずがなく…狂った展開に戻りますが、終わり方がなんとも言い難い悪趣味だけど皮肉めいた感じがして面白かった。てかそもそも食人サークルってなんだよ！！
