このレビューはネタバレを含みます
役者陣はめちゃくちゃ豪華、しかし脚本はシンプル過ぎる気が。人工的な心肺停止を行うことで疑似的な死を体験、その後蘇生をすることで死後の世界を探究する、という話。キリスト教圏のアメリカでどのような死後の描写をするかと興味深々で観ていたが、その実深層心理の罪悪感の発露あり、その幻覚に悩まされる、という点に終始していたのが肩透かし。
幻覚を見てしまうのは脳に酸素が数分行き渡らなかったことによる後遺症では…とドライな感想を抱いて気持ちが萎んでしまった。
一番ゾッとしたシーンは少年の唾液がトロー…そして口にポトッ。あれはキツい。