全くもってアイドルに興味は無いもののHKT48のファーストアルバムを買ってしまった。しかも3つ。

しかしそれには深〜い訳があるんです。

城定監督や坂口拓、今作の松本監督をはじめ『壊れ始めてる、ヘイヘイヘイ』の佐藤快磨、『ポンチョに夜明けの風はらませて』の廣原暁、『光と禿』の青木克斎、『狂覗』の藤井秀剛と48人もの多彩な顔ぶれの監督たちが48作品の短編映画を制作した特典DVD付きというまぢ本編のCDより価値ある代物でして、コレは買わん訳にはいかんだろうと思って即ポチした次第であります。

某密林さんのレビューではどうせ付けるならメンバーのPVにしろ！クソいらねぇ邪魔な特典！とか書いてあったけどな、
こちとらCDの方が邪魔で仕方ないんだわなぁ。
多分DVDのみが目当てで買った人とかおらへんだろうけど何だかんだHKTに貢献してると思うと歯痒いわぁ

まだ乃木坂はね、七瀬ちゃんとか生田ちゃんとか好きな女優おるけどHKTって誰か可愛い子おったけな？

そもそもメンバー1人も知らへん。

そんなHKT48のアイドルを主演に添えて送る名監督達の短編集なんですがね。

最初はアイドルの可愛さ売りにしたポンコツ映画ばっかかなぁ？って思ってたけど確かにポンコツは数知れずあれど、やっぱり私の見込んだ監督陣達は大して華の無いアイドル達が主演でも中々に良い映画撮ってんぞ！


好きなものに真っ直ぐなサラと、背が高いことがコンプレックスのヨナ。
2人のJKのすれ違う心模様を描いたよくある青春ストーリーではあるものの『脱脱脱脱17』の気鋭の新人松本花奈監督の瑞々しくも繊細な心情の機微が実に若い女性監督ならではな感じでしたねぇ

『最初から特別な人なんて誰もいないはずなのに。』
少女の儚い友情はええよなぁ

オシャレなPV感も相まって赤のコントラストのビジュアルが実に綺麗で刹那的でしたわぁ

主演の田中美久もうん、可愛く見えた。

ただなぁ思いの外他の作品がポンコツ多くて果たして３つ買ったけど元が取れるか心配になってきたぞぉ、、、

芋生悠をイルカ（動物）にすれば面白くなると思う。多分。