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リバティーンのodyssのレビュー・感想・評価

リバティーン(2004年製作の映画)
1.5
【駄作】

英国映画。ローレンス・ダンモア監督作品。 

17世紀の英国に生きた放蕩者ロチェスター伯爵を描いた映画であるが、失敗作と言うしかない。 

放蕩を描くからにはしっかりと描かないといけないわけだが、冒頭で主人公の枠としての語りがあり、そこで自分を観客は嫌うであろうという予告がなされるのだけれど、その割りにはたいしたことがないのである。きょうび、この程度のことをやっても「放蕩」のうちに入らないでんじゃないかな。 

筋書きもあまりうまくできておらず、退屈で、私は途中で眠ってしまった。作中、女優を演じている女優も全然魅力がない。 

というわけで、主役のジョニー・デップの映画なら何でも、という人以外には薦められない。
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