凛

ここは退屈迎えに来ての凛のレビュー・感想・評価

ここは退屈迎えに来て(2018年製作の映画)
3.6
初日舞台挨拶

何者かになるために10年間東京で過ごし、なんとなく地元に帰ってきた27歳の私(橋本愛)タウン誌のライターとして仕事をすることに。
たまたま高校時代の友人サツキ(柳ゆり菜)に再会し、当時人気者で憧れの椎名くん(成田凌)に会いに行こうという話に盛り上がる。
椎名くんとの思い出は、みんなで行ったゲームセンター、プール清掃。。
盛り上がる2人。

元カレの椎名くんを忘れられないあたし(門脇麦)はセフレ(渡辺大知)と不毛な付き合いをしながら悶悶としていた。

椎名くんの近況を聞いて会いに行くけれど、フワッとした認識しかされてなかった現実。過去は過去のままに、憧れは憧れのままに、今を見ない方が幸せだったかも。
かなり痛い私。
格好悪いかもしれないけど、それでもここで生きていく。

地方都市は車が無いと駄目なんだなと思った。みんな車で移動してる。
東京に出るという感覚が分からないので、共感することは出来なかったが、30歳近くなって、無性に昔が輝いてみえる気持ちは分からなくもない。
凛