りちょ

ここは退屈迎えに来てのりちょのレビュー・感想・評価

ここは退屈迎えに来て(2018年製作の映画)
3.5
一人の男を中心に色んな気持ちを抱えた思春期の学生達の心情がリアルに描かれていて共感できる所も多かった。
淡々と物語は進んでいくけどその中に、
東京に出て変わる人もいれば変わらない人もいるしずっと憧れを抱いたままの人もいる。これと同じでずっと憧れの人は大人になっても変わらないと思っていても人は変わってしまう、、学生のままの椎名くんは存在しなかった虚しさを感じた。なりたい自分になることの難しさもどかしさから連れ出してくれる人物こそ学生時代の椎名くんだったのではと感じた。
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