かつての映画スターが、自分の人生を振り返り、ルーツを旅するロードムービー。
前半はワケ分かんない映画祭に呼ばれて爺さんがイライラしてる話で面白かったけど、後半急にトーンが変わり、センチメンタルジャーニーに変わって、爺さんがマトモになっちゃうのがありきたりで残念だった。
とは言え、バート・レイノルズが翌年亡くなる前の最後の作品で、本人とかぶるように若き日の作品と共演するシーンなど、感慨深いものがありました。
彼の作品見た事無かったけど、インディアンとかアメフトとかカーレースとか、ヒゲとセックスアピールとか、いかにもアメリカ人が好きそうなスターだったのですね。
マーロン・ブランドみたいに演技派に進まず、アクション俳優になった話とか、いろんな女性が寄ってきた話とか、妙にリアルで面白かったけど、どこまで実話なのかな?
舞台のナッシュビルも、緩くてみんな優しくて芸術が好きで、いいとこに見えたなあ。いつか行ってみたい。
最初は仲悪かった爺さんと鼻ピアスのお姉ちゃんが、徐々に仲良くなるのは王道だけどジンとしました。
しかしかつてのギラギラ系イケメンも、歳とるとあんなヨボヨボになるとは。チェビー・チェイスの激太りにも驚きました。
あの歳でわんちゃん飼うのはどうなんでしょ。