"人生の結末は誰でも知っている。だが途中のあらすじは変えられる。"
ヴィック・エドワーズはかつて映画界でブイブイ言わせていた(もう死語?)スーパースターだが、今では落ちぶれた頑固者のおじいちゃん。招待を受けたとある映画祭に参加したことが、自らの半生を振り返る転機となる…
これは胸に刺さりました。ベタで予想通りに進むけど、真っ直ぐ刺さりました。まるで主演のバート・レイノルズのドキュメンタリーのよう。確かにデ・ニーロやイーストウッドにはなれなかったのしれないが、彼が成し遂げたことがあるはず。
歳を取る、老いるということは決してマイナスなことではないと思うのです。終わりという区切りがなければ、誰も必死に生きないんやないかと。そして終わりが来るまでは、いつまでも人生半ば 、スタートを切り直せるのです。
僕が好きなコナンで、服部もこんなこと言うてましたね。
"命には限りがあるから大事なんや…
限りがあるから頑張れるんやで…"