このレビューはネタバレを含みます
社会現象まで巻き起こした映画『ミッドサマー』の監督アリ•アスターとA24が贈るホラー映画であり、アリ•アスター自身初の長編監督作品である
母エレンを亡くしたアニーの家系は先天性な精神疾患に悩まされていた、息子のピーターはやんちゃな高校生、娘のチャーリーはアレルギー持ちで人付き合いも苦手で友達もいないと対極的な2人だが、ある日ホームパーティに向かうピーターにアニーは「チャーリーも連れて行って」と頼み、チャーリーは渋々ピーターに同行する
ピーターは意中の相手とのチャンスを目の前にチャーリーから目を離してしまう、そして悲劇が幕を開ける
古き良き心霊や憑依といった類のホラーだが、全く真新しく新鮮なジャンルへと昇華してた！自分は先に『ミッドサマー』を観てしまったけど、今作の雰囲気を引っ張ってる気がしたし、現代でも起こり得るような降霊術だったりを上手いこと使ってるイメージだった
序盤から怖さマックスだけど、ギアというか驚かす場面のスパンを徐々に上げてくるコールドスタートタイプのストーリー展開だった、みんな口を揃えてトラウマ級の電柱のシーンが怖いでしょ（笑）それからピーターはあんな惨劇目の当たりにした後に大麻を吸うのは馬鹿すぎる（笑）
個人的にピンク•フロイドの『Wish You Were Here』のジャケ写を彷彿させるスティーブとアニーの暖炉をシーンが印象的だった！
