このレビューはネタバレを含みます
理解できないものの恐怖
怖いと評判のヘレディタリー
不信感が漂う序盤から中盤の衝撃的な出来事に開いた口が閉まらなかった。
物語の終盤までは「なにかがおかしい」という不快感こそあってもそんなにたいしたことはないかなと思っていたら
最後の最後に怒涛の「????」が連発する意味不明な怖さ。怖い
そんなラストにぶっこんでくるタイプは他の作品なら「とってつけたようなどんでん返し」と白けるんだろうけど、ヘレディタリーの場合はもう一度始めから見返してみるといたるところに結末に繋がる伏線がちゃんとさりげなく用意されており、意味がわかったうえで2度目の気持ち悪さと怖さがあった。
しばらくは舌を鳴らすのを控えようと思いましたまる