Junjun99

サタデー・フィクションのJunjun99のレビュー・感想・評価

サタデー・フィクション(2019年製作の映画)
4.0
モノクロならではの色彩の豊かさに魅了された。さすがロウ・イエ監督,カメラワークと編集が際立っている。
魔都上海を舞台に,各国諜報員の暗号解読の頭脳戦とレトロホテルの裏の顔。雨にけぶる銃撃戦は硝煙まで輪郭きりり,美しすぎた。
任務か正義か、愛か。
劇中劇の芝居で何度も繰り返されるセリフは最後に本物となり,孤独なコン・リーは女ジョン・ウィックのよう。オダジョ絡みは少なめ,マーク・チャオはええ男だった。

#サタデー・フィクション
#蘭心大劇院
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