【第76回ヴェネツィア映画祭 コンペティション部門出品】
『スプリング・フィーバー』ロウ・イエ監督作品。ヴェネツィア映画祭でコンペティション部門に出品された。横光利一『上海』がうっすらベースにはされ…
このレビューはネタバレを含みます
友人に連れられて鑑賞。中国映画初めて見た。モノクロ。前半はテンポ悪くてちょっと退屈。後半はアクションあり、話も動くから面白かった。劇のリハーサルと現実が交錯する演出とか、後半になって繋がるとこもあっ…
>>続きを読む■コン・リーの全てのカットが美しいロウ・イエ監督の最新作。
日中戦争のさなか、魔都上海を舞台にしたスパイたちの暗躍戦です。
いろんな思惑が交差、多重衝突。日本、英仏、中国(一枚岩ではなく重慶サイド…
光と影の濃淡が恍惚とするほど美しいフィルム・ノワール。
窃視的なカットに滲む墨をぼかしたような灰色、一粒の涙に宿るダイヤモンドのような煌めき
ぼんやりとした夢うつつを白昼夢というのなら、この映画は…
戦前の上海を舞台にしたスパイ映画とくれば、面白くないはずがない…のですが、スタイリッシュを狙いすぎ?で、前半は舞台と現実が混同してしまい、わかりにくかったです。
『ふてほど』の先生とは別人、中島歩さ…
待望のロウ・イエ監督最新作。太平洋戦争勃発直前の上海租界の7日間。全編モノクロ、音楽なしという潔さ。スタイリッシュな映像に泥臭い物語という本領発揮。演劇と現実が交錯しまくる非現実感に満ちたスパイアク…
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