ぱりぱり

5時から7時までのクレオのぱりぱりのレビュー・感想・評価

5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)
4.5
なんじゃこれは!!

最初のタロットで惹きつけられて、その後ちょっと中だるみしたけど、徐々にハマった

癌検査の結果を待つクレオと
戦地アルジェリアに再び旅立つお喋りな兵士
クレオがシャンソンを歌う時の黒い背景
迷信

カメラワークの良さはあまり理解できないたちですが、このカメラワークはすごい!

実存主義の影響を受けてるらしい
私個人としては、漠然とした死への恐怖や、そんな恐怖を抱えている時にこそ全く知らない人との心温まる交流の良さという点がとても共感できた

アンナカリーナ、ゴダール、ブリアリがあのサイレント映画にさりげなく出てるのも可愛い