まさなつ

5時から7時までのクレオのまさなつのレビュー・感想・評価

5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)
3.8
「幸福」以来久しぶりに観たこの監督作品は、女性歌手の不安を抱えての、パリお散歩映画。

病院での検査結果を待つこの2時間は、彼女にとってはかなり辛くて長い長い時間。

この2時間で、様々な人と触れ合い、その中で変容していく彼女。それを、熱過ぎず、かと言って冷め過ぎず、適度なクールさで描いてます。雰囲気もお洒落です。

途中で、ミッシェル・ルグラン本人が出て来たり、劇中映画でゴダールやアンナ・カリーナが出てくるなど贅沢な陣容も楽しめました^_^
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