てるる

パッドマン 5億人の女性を救った男のてるるのレビュー・感想・評価

4.2
前に観てたけど、最近知り合った方が吹き替えで参加されてることを知り、DVDを購入しました!

インドでパッド(ナプキン)を広めるだけでなく、女性の自立や考え方まで変えようとした男の感動の実話。

主人公のラクシュミは妻が生理中に不潔な布を使用しているのを見て、健康が心配になり安価なナプキンを作ろうと試行錯誤する。

「グレート・インディアン・キッチン」でも描かれてたけど、インドでは生理を穢れとして5日間隔離されたりする。
そして女性自身もそれに疑問を持たずに従っている。

ナプキン製作をきっかけに、そのしきたりも非合理的で非生産的だと思うようになるラクシュミ。

ただただ奥さん大好きマンなラクシュミがその奥さんや家族にすら理解されず、それどころか変態扱いされるの不憫すぎて泣ける。

どん底に落ちてなお、妻のため、世の中の女性のために足掻くラクシュミに涙。
こういう人だからこそイノベーションを起こせるんだろうな。

彼の良き理解者になる人達や、村でもラクシュミのことを応援し続けた光の親友も最高です。
インド映画には主人公のことを無条件に味方してくれる親友が良く出てきます。

アクシャイ・クマールは相変わらずカッコイイし、ソーナム・カプールのメガネ姿がめちゃくちゃ可愛いです。
奥さん役のラーディカー・アープテーって「盲目のメロディ」に出てる人なのね。
あとあの人がゲスト出演してるのも嬉しい。

それにしても普段インド映画を吹き替えで観ることが無いので新鮮だった。
知り合いの方の吹き替えも上手くて感動。
やっぱプロって凄い👏

吹き替えで観たインド映画って、エガちゃんが吹き替えしてる「ストーミーナイト」くらいだったからなぁ😂
てるる

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