Keito

パッドマン 5億人の女性を救った男のKeitoのレビュー・感想・評価

4.4
「一人の男が立ち上がる...5億の女性を救うために」

果てしなき旅路の果てに何が待っているのか?

富も教養がない男が愛する妻の為に立ち上がるサクセス・ストーリー。

インドの文化背景を学べることはもちろん、この物語の核である「女性の生理」について深く考えさせられます。男性には気持ちは分からないが、何よりも大切な人の為に寄り添っていくことが大切。
主人公のラクシュミが聴衆から馬鹿にされ、強制的に妻の元を引き離されても一点の目標の為に突き進む姿勢は見習いたいと思った。

思えば成功者と呼ばれる方は最初は周りから批判されることは定番のルート。どんなに批判されようが、信念を貫くことの重要性をこの作品は教えてくれる。

映画情報

現代のインドで、安全で安価な生理用品の普及に奔走した男の実話を映画化したヒューマンドラマ。インドの小さな村で最愛の妻と新婚生活を送るラクシュミは、貧しくて生理用品が買えず不衛生な布を使用している妻のため、清潔で安価なナプキンを手作りすることに。生理用品の研究とリサーチに明け暮れるラクシュミは、村人たちから奇異な目を向けられ、数々の誤解や困難に直面する。そんな彼の熱意に賛同した女性パリーの協力もあり、ついに低コストで大量生産できる製造機の発明に成功。農村の女性たちに、ナプキンだけでなく、その製造機を使って働く機械も与えようと奮闘するラクシュミだったが……。主演は「チャンドニー・チョーク・トゥ・チャイナ」のアクシャイ・クマール。共演に「ミルカ」のソーナム・カプール。
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