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ペンギン・ハイウェイのapapattiのネタバレレビュー・内容・結末

ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)
1.9

このレビューはネタバレを含みます

テーマの重心の置き所がわからないフワッとした作品。
読後感的なものは非常によくさわやかなんだけど、ふらっと立ち寄った百貨店でなんとなく買って食べた高級マカロン みたいななんかこうはっきりとおもいでにのこらない味って感じ

思春期として描くにはやや小4というのはませてる感じがするし、かといってそれ以上にするとなんか性的なニュアンスが強くなりすぎるという妥協感を感じる割に、そこまでして何を書きたかったんだっけ、というのが見えてこない

子供に見せたいかという観点でいうと割とそこが丁寧に作られてる印象で、仮説検証のプロセスと、事実をまずは俯瞰すること、あたりをこどもでもできるように表現してあるのは結構良い行動へ導くような要素はありそうでそこはよい。やや教材というか、ちょっと説教臭い臭みがあるような気はするが、全然許容範囲であろう。ベネッセLV200って感じ

ラブストーリーとして描くにはおっぱいに対するフォーカスだけで乗り切ってたし、それならそもそも小4じゃなくていいし、かといって研究仲間とは明確に一線を引きたがってたし、お姉さん消えてからもそこのフラグ立ってる感じじゃなかったし、うーーーーーんやはり重心がわからん。何事にも仮説検証が有効である、それがたとえSFであってもっていうのは面白いんだけど。うーん、


ペンギンはかわいかったし絵はきれいだった 
あとお姉さんの色気もいいなと思ったら声は蒼井優だったらしい
なんか少年の呼びかけ方がやたら板についてんなと思ったらそれでか、とおもったあと、あれ、なんでだっけ。。?。なんかそういう役やってたっけ・・・まあとにかく山ちゃんよかったね
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