科学＆森見作品的ボーイと、昔ながらのSFお姉さんとの一夏。
たいして森見作品詳しくないけど、見ていくほどにスペクタクルファンタジーになっていって、作画も相まって若干のジブリ感もあったが、二時間というアニメ映画にしては長尺ながら、世界観に乗れれば退屈せず、またそれだけの内容も詰め込まれてるなぁとは思える、内容共々良い意味で不思議なバランスの一作だった。
お姉さんの蒼井優が、個人的にはあまりハマらずウ～ンって感じだったが、
主役の北 香那さんが、本業ではない（手慣れた声優にはない）感ありつつ、初聴きにして彼女以外考えられないほどハマったアテレコというかお芝居を聴けただけでも、本作一見の価値を見出だせた。
ゆえに、本来可愛いげのない少年が、実に生き生きと愛しく体現されてて、それがこの不可思議な世界観のバランスをうまく保ってくれてたようにも思う。とにかく素晴らしかった…！！
今この時期にやった意義も大きい、
夏休み・小学校高学年ぐらいに見せれば、きっと彼らの世界も広がると思える、
"おっぱいに夢いっぱい"な一作だった(笑)
