JTKの映画メモ

追想のJTKの映画メモのレビュー・感想・評価

追想(2018年製作の映画)
4.0
ベタすぎる悲恋物語なのに、かなり良かった。

主に、ビートルズがデビューした1962年のイギリスが舞台。
娘に恋人が出来て親が最初に気にすることは相手の出自なんだな。階級。
イギリスの労働者階級の若者がお金持ちになるのはロックシンガーかサッカー選手になるしかない、と聞いたことある。
この物語の恋人同士は中流の上くらいか。
まあ、それはこの映画の主題ではないが。

ほんで、背景にかかる音楽が典型的なロックンロールだったり。チャック・ベリーとか。
後半1975年に飛ぶんだけど、そこにはT.Rexとか。
それはあくまで物語の背景で流れる音楽で、主人公のシアーシャ・ローナン演じるフローレンスはクラシックを生業にしようとしてたんだけども。

ほんで何だっけ?(笑)

新婚旅行先の田舎の景色も綺麗だったな。

満足。

しかし、Filmarksの平均スコアなんてホントあてにならんな。
アケルマンのただの実験映画が高スコアだしよぉ。(苦笑)