BEEKENY

恋愛依存症の女のBEEKENYのレビュー・感想・評価

恋愛依存症の女(2018年製作の映画)
3.1
2024-05 92

木村聰史監督作品 

このハンバーガー、ピクルス忘れてる。
違う惑星の変な恋人
階段の先には踊り場がある

を鑑賞済みで4作目はこれ。。。

いや~長かった.
199分ですもん

木村監督得意のセリフ重視の展開
面白かったけど 途中かなりだれた

女にだらしなく優柔不断で昔付き合ってた
恋人のことが忘れられず、終始未練がましい
主人公の作家鏑木。。ほぼストーカー。
過去に「恋愛依存症の女」という小説で
賞を取るもその後鳴かず飛ばずで
過去の栄光にこだわり続けている……
というよくあるパターン
こいつがもうとにかく気に食わない。
3時間ずっと苛ついてました。
個人的な好みなので恐縮ですが
あの手の作家とか監督とかのひげ面が
好きではないのでさらにイラついてた

かたやこちらも劇団員のニコちゃん
バイト先のバツイチの店長に片思い
思いを告げるも煮え切らない態度の店長
これまたいらつく
ニコちゃんは健気で一途だし
全然許せる範囲。

もう一つ、妹アリスの友達のエビちゃんに
再会し、これまた思いを告げるも玉砕する
アリスの兄。こちらもうざい。完全ストーカー
でもエビちゃんが好きな人は・・・
そしてアリスが好きだった人は・・・

もう登場人物男性陣みんなしょーもない
唯一チー坊の彼氏だけはまともですね。


そんなこんなの恋愛模様から後半20分でようやく
話がつながってくる。。。ここまで長かった~

まあ最後は面白かったので良かったけど
あれで締まりのないエンディングだったら3時間分の
虚無感に襲われてましたね。絶対。

最後のバタバタ劇は
最近見た今泉力也監督の「こっぴどい猫」とか
「街の上で」なんかをイメージしました

以上199分観た感想。。
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