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たそがれの情事のseapony3000のレビュー・感想・評価

たそがれの情事(1972年製作の映画)
5.0
貞淑な妻を演じる自分のなかに前世の記憶が呼び戻すもうひとりの自分。白川さんと益富さんが交わす視線。花を拾った女に出会って後をつけるオープニングからヨネゾーカメラのサスペンスははじまっている。自分を抱く男たちの身体の重さで不安定な自分をなんとか修正しようとするけれど。悪夢のようなメロドラマに痺れました。お手伝いさんとコラおじさんとのセックスシーンに昭五郎先生の気合を感じる。顔のそばにはお互いの足がある。小沼ンの得意技だったような。お手伝いのキャラクターと黒猫、折れる鉛筆も良い。
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