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私の人生なのにのyamaのレビュー・感想・評価

私の人生なのに(2018年製作の映画)
3.5


序盤切ないわ。やっぱこういう系って切ないのと同時に不安になる。自分もそうなる可能性があるってことに。その時ちゃんと生きれるかなって。

お前を励ませるほど立派じゃない。

自分は邪魔なのかな、迷惑かけてるよな。って思ってるっていう描写が見える気がする。

私の病気なのに周りの方がせっかちで私はまだ諦めてないし、認めてもないのに。
失ったのは歩く足だけじゃない。

何かしてあげたくてそわそわしちゃうお父さん可愛すぎる。

自分にあるものは何か。何ができて何ができないのか。自分もないものねだりよりあるものを大切にしなきゃなって。

デリカシーのないじゅんちゃん、でもどこか核心をついていて、まぁ、ムカついたりもするけど、自分のことを思って言ってくれてるから寄り添えるのかな。辛いこととか苦しいこと、卑屈なところをじゅんちゃんにならぶつけられるんだよね。

失うことが人生。
私の人生なのに私が諦めてた。できることもできないことにして、私の人生なのに私が投げやりになっちゃダメだな。

こんなにもあったかい周りの人に囲まれてるのに。優しさが乾いた心に染みたから。

嬉しくたって苦しみと生きてくんだ、だから苦しいんだよ、生きていくって。

僕はただ生きてるだけで両手が塞がってる。
って歌詞がみずきが歌うと二重に意味がかかってるなって思った。車椅子を進める手と、何もできない自分と。

私の人生なのに、そう思っていた頃。
私の人生なのに、見えなかったことはたくさん。私の人生なのに、自ら歩まないでどうする。私の人生なのに。
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